ロータリーボールスプライン
SPR形
NBロータリーボールスプラインSPR形は直線運動と回転運動を同時に行える新しい機構です。スカラ形ロボットや組立機の立軸、ローダーなどに使用されます。
ロータリーボールスプライン解説動画
特長
Features
NBロータリーボールスプラインSPR形ではスプライン部と回転部で構成され、回転部にはクロスローラーが配置されています。
部品点数が半減できる
スプライン部と回転部が一体構造となっているので、従来の機構に比べ大幅に部品点数が削減でき、取付の累積誤差も減らせます。
取付・加工コストが大幅に削減できる
クロスローラーを使用しているので、ハウジングの不必要な厚みが押さえられ、重量が軽減でき、加工も簡単になり、取付が容易になります。
高精度
ボールスプラインは軌道溝を持っており直線運動や大きなトルクを伝達することができることから、正確な位置決めが可能となっています。これに回転運動が組合わさることにより、直線方向だけでなく回転方向にも正確な位置決めをすることが可能になります。
コンパクト・軽量
ボールスプライン外筒に直接クロスローラーが配置されており、軽量でコンパクトな形状に仕上がっています。コンパクトな形状にもかかわらず極めて高い剛性を示します。ツールチェンジャの様な回転位置決めを行う旋回時の使用に最適です。
高剛性
クロスローラーと4条列のボールスプラインの特長が最大限発揮される構造で、コンパクトな形状にもかかわらず極めて高い剛性を示します。
構造
Structure